Retinal Detachment
日帰り網膜剥離手術
- 症状
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【 初期症状 】
- ・蚊のようなものや黒い粒粒がたくさん見える
- ・視界の端っこに光がキラキラ見える
- ・視力低下
- ・視界の一部に見えないところがある
進行すると、以下のような症状が現れることがあります。
【 進行した場合の症状 】
- ・物が歪んで見える
- ・視野が狭くなる
- ・視力の著しい低下
- ・失明
- 検査方法
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網膜を最周辺部まで詳しく観察するために、散瞳薬を使って瞳孔を拡大した後に検査を行います。検査は、双眼倒像鏡といって網膜や硝子体を立体的に観察できる検査機器、通常の眼底カメラよりも4倍の画角で眼底の最周辺まで撮影が可能なカメラ(Optos)、後部硝子体剥離を可視化できるOCT機器(OCT S1)、小さな網膜裂孔の検出や診断には各種接触レンズなど、あらゆる検査機器を駆使して眼底の精査を行い、正確に病状を把握して適切な治療戦略を立てていきます。
- 手術・処置
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網膜裂孔であれば、レーザーによる網膜光凝固術で治療可能ですが、網膜剥離が広がっている場合には、網膜硝子体手術や網膜復位術(強膜内陥術)などの観血的手術が必要になります。
視野に黒い虫のようなものが見えませんか? 中高年の方、飛蚊症を感じたら要注意! 網膜剥離をレーザー光凝固術や網膜硝子体手術、網膜復位術で治療します。